21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/11/20(水) 20:22:18.69 ID:QNqxVs210
P「ってなわけで頼む」
¶「いやっす」
断られた。
外回りしていた後輩の開口一番に断られた。
P「……前、お盆休みがどうしても欲しいってとき、仕事かわったよな〜」
¶「…………」
P「小鳥さんがビックサ」
¶「変わります! 変わります! 是非是非に変わらせてください!」
P「おー、変わってくれるか! いやー、いい後輩をもったもんだ」
有給は誰かの犠牲の上に成り立つらしかった。許されないことだ。うん。
といっても、その日は基本個人主導での仕事で打ち合わせなどの業務もないため問題はないはず。
彼女のスケジュールも確認し、たいした業務がないことは確認済み。
なので彼女の仕事を誰かに押し付ければミッションコンプリートとなる。
P「後は律子の仕事を小鳥さんに押し付けて」
小鳥「ピヨッ!」
我関せずとキーボードを叩いていた小鳥さんの手が止まった。肩ほどで切りそろえられた髪が揺れ、恐る恐るといった様相で振り向く。
手を合わせ頭を座っている小鳥さんよりも深く下げる。
P「お願いします!」
土下座せんばかりの心境で固まっていると、頭に手を置かれた。
頭の中身が詰まっているか確かめるようにチョップをされている。
小鳥「はぁ、今回だけですよ。次からはちゃーんと前もって申請してくださいね?」
P「恩に着ります!」
小鳥「プロデューサーさんのためじゃなくて、律子さんのためですからねー」
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