144: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/21(月) 19:37:19.75 ID:DQLGVl4x0
「……君は、シンジ君とはもうしたのかい?」
この日、わずかばかりの切なさと背徳的な興奮とを込めてカヲルはレイに尋ねてみた。さながらそれは高く組み上げた積木の塔を一気に崩す時の様な、そんな倒錯的な快感に似ていた。
「……した?」
「そう。シンジ君とはもう……寝たのかい?」
「いいえ……。寝ていないわ」
カヲルは性行為について尋ね、レイは睡眠について答えた。
「そうか……まだなんだね」
カヲルが少し残念そうに言う。
「ええ。そうね」
レイはよくわからないまま答えた。
そして、ふと前にシンジから聞いた話を思い出した。
「そういえば……最近、碇君は弐号機パイロットと一緒に寝る事が多いみたい」
「それは本当かい!?」
カヲルが食いついた。
「ええ。時々、葛城一佐も一緒に寝ているらしいわ」
「3P!?」
カヲルは勃起した。
「手錠をいつもはめられるって」
「拘束プレイ!?」
カヲルは更に激しく勃起した。
それが合図の様に、昼休みの終わりを告げる鐘が鳴った。
おかげでカヲルは午後の授業を無意味に悶々と過ごす羽目となったが、レイには全く悪気はなかった。
162Res/108.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。