過去ログ - 上条「おまえは誰だ?」 カヲル「僕はカヲル。運命を仕組まれた子供さ」
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50: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/14(土) 21:00:11.06 ID:zA/PymWn0
背中まで伸びた明るい栗色の髪、学校の制服を着た中学生くらいの女の子であった。

上条は彼女に近づいて声をかける。


以下略



51: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/14(土) 21:01:05.03 ID:zA/PymWn0
上条(なんだ?今の子、とても生きてるように見えなかったぞ!いったいなにがあったんだ?)

彼女の足取りも覚束なく、すぐにでも倒れてしまいそうだ。

上条(彼女を放っておけない!早く病院かどこかに連れて行かないと!)
以下略



52: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/14(土) 21:06:52.03 ID:zA/PymWn0
???「シンクロ率0。セカンドチルドレンたる資格なし」

上条「大丈夫か!しっかりしろ!今病院に……」

???「もう私が生きている理由もないわ。誰も私を見てくれる人はいないもの、パパもママも誰も……、シンジも」
以下略



53: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/14(土) 21:07:19.90 ID:zA/PymWn0
???「ミサトもイヤ、シンジもイヤ、ファーストはもっとイヤ。パパもイヤ、ママもイ               ヤ、でも自分が一番イヤ!もぉぉイヤ!我慢できない!」

彼女はそう叫ぶと上条の手を振り払い、足元に転がっていた空き缶を蹴飛ばした。

???「嫌い、嫌い!みんな、だいっ嫌い!」
以下略



54: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/14(土) 21:07:46.46 ID:zA/PymWn0
上条はそれを呆然と見ていることしか出来なかった。

上条(……俺のせいだ。俺が声さえかけなければこんなことには……。ちくしょう!)

おそらく彼女は精神的に病んでいたのであろう。
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/14(土) 22:02:37.66 ID:dVEP+VLs0
おつおつ


56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/15(日) 10:43:33.60 ID:dakLZB4DO
上条さんがアスカにフラグを立てるんですね、分かります。


57: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/16(月) 19:46:02.34 ID:zNDAdN5R0
???「動くな」

突然、上条は後ろから声をかけられた。

振り返ると黒いスーツをまとった男が立っていた。
以下略



58: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/16(月) 19:46:34.34 ID:zNDAdN5R0
黒服「彼女から離れろ。さもなくば撃つ」

上条「!」

黒服の男は冷徹な声で言った。
以下略



59: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/16(月) 19:47:11.37 ID:zNDAdN5R0
上条(まずい、眠らされる!)

しかし、もう手遅れであった。

上条はしばらく抵抗していたが、やがて体から力が抜け眠りに落ちた。
以下略



60: ◆Sfw.BieP36[saga]
2013/12/16(月) 19:47:45.10 ID:zNDAdN5R0




黒服「こちらC班、こちらC班。セカンドチルドレン、惣流アスカラングレーの身柄を確保した。また、セカンドチルドレンに接触していた男1人を拘束。これから両名を輸送する、繰り返す、……」
以下略



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