72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 20:29:39.20 ID:W/HWfb5o0
ただいま戻りましたー。
さっきの描写だとわかりにくかったと思うんですが、アンクは映司の嘘には気づいています。
そのうえでちょっと悩んでるんですね。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 20:32:25.31 ID:W/HWfb5o0
――あれから
もう一人のアンクによるアンクの吸収と、奪還。
そして決別。
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 20:52:42.29 ID:W/HWfb5o0
映司がアンクへ感謝を告げることも、
アンクが映司への情を自覚することも、
なにもかもが予定通りだった。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 20:54:35.51 ID:W/HWfb5o0
性別など、些細な要素に過ぎない。
火野映司という人間の本質を変えることはできなかった。
ただその胸に、ちいさな火種を生んだに過ぎない。
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 20:57:09.64 ID:W/HWfb5o0
未だくすぶったままのその火種が燃え上がらないかぎり、物語に変化など生まれるはずもない。
そう、燃え上がらないかぎりは……
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:01:23.76 ID:W/HWfb5o0
アンク「どうした?」
映司「実は、もう一つ、アンクに一度も言ってないことがあって」
アンク「なんだ」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:09:19.48 ID:W/HWfb5o0
比奈(私、何も言えない。
……ううん、何を言えばいいのか分からない)
比奈(映司ちゃんに、言うべきなのかもしれない、アンクのメダルのこと)
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:14:19.49 ID:W/HWfb5o0
比奈(私の願いは……欲望は、
ただこうして、三人で手をつないでいることなのに)
比奈(その気持ちが、二人に届けばいいのに……)
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:16:45.65 ID:W/HWfb5o0
先に謝っておきます。
>>1が戦闘描写が苦手なためにこれまでにましてガッカリクオリティなのは私の責任だ。
だが私は謝らない。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/11/24(日) 21:26:31.86 ID:W/HWfb5o0
――そして迎えた終末の日
最後の切り札とも呼ぶべき秘策が打ち破られ、映司は唖然とするほかなかった。
映司(こんな……こんなこと)
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