331: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:17:19.91 ID:j4O9XPKWo
さやか「あたしの中にいないって…やっぱり、あいつは……」
杏子「……」
さやか「でも…それでも、認めるもんか……!あいつは、あたしじゃない!」
332: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:18:13.36 ID:j4O9XPKWo
魔女「……!」
ほむら「く……!マミ、大丈夫!?」
マミ「えぇ、何とか…ただ、正直余裕はないわね……」
333: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:18:58.14 ID:j4O9XPKWo
近接型でない私たちが接近戦を挑んだところで、剣を持った魔女には敵わない
ならばと遠距離での戦いを選んだが、こっちはこっちで決め手が無い
時間を止め、マミに直接魔女を狙ってもらうべきか考えていたときだった
334: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:19:31.75 ID:j4O9XPKWo
魔女「……!」
さやか「そんなもの…当たるもんか!」
突っ込んでいくさやかに対し、魔女は無数の車輪を召喚する
335: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:20:07.64 ID:j4O9XPKWo
さやか「……っぐ…う……!」
ほむら「さやか!」
さやか「……まだ、だ……!あたしはまだ…戦える!」
336: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:20:55.78 ID:j4O9XPKWo
杏子「さやか…あのバカ、今のお前1人じゃ……!」
まどか「さやかちゃん!もうやめて!」
杏子(アタシには…何もできないのか……?)
337: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:21:40.04 ID:j4O9XPKWo
さやか「ぐあ…ッ……!」
ほむら「さやか!もういい加減にしなさい!死ぬわよ!?」
マミ「あの車輪さえなければ、リボンで縛ってでも止められるのに……!」
338: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:22:22.38 ID:j4O9XPKWo
杏子「……ちょっと待て、さやか」
さやか「杏子……」
ほむら「杏子…まどかは?」
339: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:23:08.88 ID:j4O9XPKWo
さやか「何のためって……」
杏子「1人で倒せないのなら、力を貸す。……そう言ってんだよ」
杏子「……アタシはな、さやか…お前が羨ましかったんだ。誰かの為に戦えるお前が」
340: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/04(水) 23:23:50.34 ID:j4O9XPKWo
杏子「アタシは…覚悟を決めたよ。本当の自分と向き合うって。仲間を守るんだって」
杏子「もう1度…アタシは戦う。自分の為じゃない、仲間の為に…戦う」
ほむら「杏子……」
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