673: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:28:44.66 ID:8mHmaozOo
ほむら「……そんなこと、まどかにさせられるわけないでしょう?あなたは…魔法少女ではない。それに……」
ほむら「言ったはずよ?元の時間には戻れないだろう…と。まどかをそんなところには…行かせられない」
まどか「もしかすると…戻れなくなるのかもしれない。だけど…そんなの、覚悟の上だよ」
674: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:29:29.18 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃんがわたしのために戦ってきてくれたことは…すごく嬉しい。……本当にありがとう。ほむらちゃん」
まどか「だから…今までの戦いが全部無意味になっちゃうんじゃないかって…そう思ってるんだよね」
ほむら「私…ずっとまどかを……!」
675: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:30:00.50 ID:8mHmaozOo
まどか「……魔法少女のことで、もう誰にも悲しい思いをしてほしくない…っていうのもあるけど」
まどか「1番は…ほむらちゃんのためなんだ」
ほむら「私の……?」
676: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:30:52.71 ID:8mHmaozOo
ほむら「私も……!私もまどかが…世界で1番大好きよ……!」
ほむら「だからこそ…あなたと離れたくなんてない……!」
まどか「ほむらちゃん……」
677: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:31:41.39 ID:8mHmaozOo
まどか「大丈夫。……少し時間がかかるかもしれないけど…でも、絶対にほむらちゃんを見つけ出してみせる。だから……」
まどか「わたしが帰って来るまで…これ、預かっててほしいんだ」
まどかはそう言うと、髪を結んでいたリボンを解く
678: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:32:35.41 ID:8mHmaozOo
ワルプルギス「ア、ガ…ギィ……」
まどか「……そろそろ行かないと。ワルプルギスの夜もまた動き出してしまうから」
ほむら「どうしても…行ってしまうの……?」
679: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:33:24.40 ID:8mHmaozOo
ほむら「絶対…絶対に、帰って来るの……?」
まどか「……絶対、帰って来るよ。何があったって、必ず」
ほむら「嘘じゃ…嘘じゃないわよね……?」
680: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:33:57.96 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃん…愛してるよ」
まどかは確かに…私を愛していると、そう言ってくれた。私も、と言おうとしたがそれはできなかった
私が言葉を発するよりも先に、まどかは私の唇に自分の唇を重ねた
681: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:34:33.76 ID:8mHmaozOo
まどか「……ほむらちゃんの想い、受け取ったから。わたし…行くね」
ほむら「待って…まだ私の全部を伝えてない!私だって、あなたを……!」
まどか「ありがとう。でも…その続きは、わたしが帰って来たとき…伝えてほしいな」
682: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:35:20.04 ID:8mHmaozOo
まどか「うん。ほむらちゃん、ずっとわたしのために戦ってきてくれた。そのせいで、長い間辛い目に遭わせちゃった」
まどか「だから…今度はわたしがほむらちゃんの笑顔のために戦う。わたしがほむらちゃんを…幸せにしてみせる」
まどか「ほむらちゃんの笑顔のためなら、わたしは戦える。奇跡だって起こしてみせる」
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