683: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:00.84 ID:8mHmaozOo
まどかの声に呼応し、私の中からホムリリーが姿を現す
どうしてホムリリーが?私は召喚なんてしていない…そう思った次の瞬間、私はホムリリーによって捕らえられてしまった
ホムリリーに捕らえられた私は、そのまま時空間結界の外へと引きずり出されてしまう
684: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:36:31.33 ID:8mHmaozOo
ほむら「まどか!行っちゃ駄目よ!行かないで!!」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「あなたが…まどかがいなくなったら、私は……!」
685: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:37:00.90 ID:8mHmaozOo
ほむら「でも…だけど……!」
まどか「わたし…信じてるから!ほむらちゃんはどこにも行かないって!ずっとわたしを待っていてくれるって!!」
まどか「それが、わたしが好きになった…わたしが愛したほむらちゃんだから!!」
686: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:38:17.78 ID:8mHmaozOo
まどかへ向かって思いきり手を伸ばす。だが、その手はまどかを捉えることができず、空を切った
何も掴めなかった…それは、完成した時空間結界がこの時間を離れ、次元の狭間へと行ってしまったということに他ならない
手を伸ばしたときの勢いのせいでバランスを崩した私は2、3歩踏み出したあと、その場に倒れ込んだ
687: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:39:15.12 ID:8mHmaozOo
――――――
まどか「……」
クリームヒルト「これで…よかったの?」
688: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:39:52.89 ID:8mHmaozOo
クリームヒルト「わたしとの…覚悟の契約。これからあなたが成そうとしていることは…想像を絶するもの」
クリームヒルト「その覚悟があるのなら…書類にあなたのサインを」
まどか「えっと…ここの空欄でいいんだよね?……鹿目まどか、と」
689: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:40:20.19 ID:8mHmaozOo
――――――
ほむら「……まどか…私は……」
私は…何の為に戦ってきたのだろうか
690: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:40:47.81 ID:8mHmaozOo
マミ「ワルプルギスの夜は…どうなったの?」
ほむら「……消滅したわ。この時間から」
杏子「つまり…倒したのか?」
691: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:41:15.51 ID:8mHmaozOo
さやか「旅立った…って……?」
杏子「一体…何があったんだ?」
マミ「暁美さん…教えてくれるかしら」
692: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:41:48.15 ID:8mHmaozOo
ほむら「気にする必要はないわ。……それじゃ、私はそろそろ行くわ」
さやか「行くって…どこに……?」
ほむら「……次の時間によ。私は…まどかを救えなかった。だから、またやり直す。それだけよ」
693: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/12(木) 23:42:18.47 ID:8mHmaozOo
ほむら「私の…するべきこと……」
さやかの言葉が私の頭を殴りつける。私がここで時間を戻せば…私はまどかを裏切ることになってしまう
握りしめたまどかのリボンを見つめる。まどかは何を思って、私にこのリボンを託したのか
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