740: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:46:14.21 ID:77OLAS3xo
まどか「……本当はね、少しだけ諦めてたんだ。元の時間に帰れないんじゃないかって」
ほむら「え……?」
まどか「でもね…ほむらちゃんがわたしを呼ぶ声が聞こえたような気がしたの」
741: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:46:49.26 ID:77OLAS3xo
ほむら「……そう言えばまどか。あなた、契約無しで魔女を召喚していたわね」
まどか「うん。結局何が理由かは今もわからないままだけど。……それがどうかしたの?」
ほむら「私たちは今、シャドウと戦ってるの。それで……」
742: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:47:31.89 ID:77OLAS3xo
まどか「……わたしにはもう…魔女を召喚する力は残ってないよ」
ほむら「え?それってどういう……」
まどか「ほむらちゃんの時空間結界に魔女…魔法少女の敵として存在する魔女が生まれる前に救済する術式を組み込んできたの」
743: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:48:31.80 ID:77OLAS3xo
まどか「ねぇ…ほむらちゃん。今のわたしを見て…どう、かな」
ほむら「……最初、あなたを一目見たときから気になってたんだけど」
ほむら「まどか…その髪……」
744: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:49:11.85 ID:77OLAS3xo
ほむら「……全然変じゃない、素敵よ。でも……」
ほむら「……このリボンを結んでいるあなたの方が…もっと素敵」
私はずっと預かっていたまどかのリボンでその長髪を結ぶ
745: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:51:26.41 ID:77OLAS3xo
ほむら「リボンもそうだけど…私、あなたにまだ伝えてないことがあるの」
まどか「え?」
ほむら「あの日…言ったでしょう?まだ私の全てを伝えてないって」
746: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:51:55.19 ID:77OLAS3xo
747: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:52:33.13 ID:77OLAS3xo
まどか「……ありがとう。ほむらちゃんからその言葉、言ってもらえたってだけで……」
まどか「がんばってきてよかったって…そう思えるよ」
ほむら「まどか……」
748: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:54:11.65 ID:77OLAS3xo
ほむら「ん……」
まどか「……」
私の唇に、まどかの柔らかい唇が触れている。そう思うと、こうしているのがとても気持ちいい
749: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2013/12/13(金) 23:55:52.60 ID:77OLAS3xo
ほむら「私だって…あなたにもう2度と逢えないんじゃないかって、そう思って……」
ほむら「あなたが旅立った直後…時間を戻そうともしてしまった……」
ほむら「でも…もう逢えないかもと思ってたあなたが帰って来てくれて…あなたに触れて、あなたにキスができた」
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