過去ログ - 男「オレの人生ってつまんねえなあ」
↓ 1- 覧 板 20
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 21:45:01.08 ID:tRDrpJtGO
授業は昼からだったけど、ぐずぐずしていると気が変わってしまうかもと早めに出ることにした。
結局彼女とわかれた僕はすぐに枕の下に紙を敷いて、眠った。
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 21:48:27.36 ID:tRDrpJtGO
大学からのメールだった。
「うそだろ……」
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 21:54:43.63 ID:tRDrpJtGO
「へえー、そんなことがあったんだ、ふーん」
箱入りがアイスフォッカチオにナイフを入れつつ、おざなりな相槌をした。
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:02:34.78 ID:tRDrpJtGO
なぜ僕もあの世界での話をしているかわからなかった。
けどこの女にならべつに電波話を聞かせてもいいか、と適当な気持ちでしゃべっているだけだった。
一応恋愛要素のある話なら、なんでも食いつくやつだし。
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:08:22.89 ID:tRDrpJtGO
「なんかよくわかんないや」
「オレもだ」
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/01(日) 22:16:11.23 ID:tRDrpJtGO
「でもイケメンじゃないし。
ていうかそういうの、ここんとこ多いな」
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:23:02.42 ID:tRDrpJtGO
「ああもういいことなさすぎ!」
「人生なんてそういうもんだろ」
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:30:40.89 ID:tRDrpJtGO
箱入りに予想外の額を奢らされた僕は、電車に乗って新宿へ来ていた。
いや、箱入りに奢ったことと新宿に来たことにはなんの関係もないけど。
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:33:21.72 ID:tRDrpJtGO
「いらっしゃい」
「どうも」
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:35:08.08 ID:tRDrpJtGO
しかし、と彼女は続けた。
「本当は祖母からは、指定された言葉以外は言ってはいけないってことになってるんですけどね」
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/01(日) 22:39:25.84 ID:tRDrpJtGO
雨にけぶった遊歩道に、街灯が頼りなく揺れていた。
あれから僕はすぐに帰途についた。
122Res/67.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。