29: ◆mfj2eJ7y7c[saga]
2013/11/30(土) 21:27:26.80 ID:wEs44zmDO
そしてペースト状になった芋を鍋に入れ、水、砂糖、ゼラチンを加えて火にかける。
今回は滑らかさとコクを出すために、シャルロットのアイデアで微量の生クリームも足してみた。
「いい匂いだ」
「おいしくなーれおいしくなーれ」
「なんだそれは?」
「おまじないだよ。愛情は最高の隠し味だからね」
「愛情!? 私も負けんぞ! おいしくなーれおいしくなーれ!」
ほどよいところで、空気が混ざらないようにパッドに入れる。冷えて固まったら出来上がりだ。
完成品を二人で味見してみると素晴らしく良くできていた。
「美味しいね! これなら一夏も絶対喜ぶよ!」
太鼓判を押してもらった。大事なことを気付かせてくれたのも、この茶菓子が出来たのもシャルロットのおかげだ。礼を伝えなくては。
「どういたしまして。結果は聞かせてね」
良い返事だった。ああ、私が男だったらシャルロットを嫁にしたいくらいだぞ!
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