過去ログ - 一方通行「愛してるぜ美琴…」美琴「いきなり何言ってんのよ」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/11/29(金) 13:07:00.62 ID:+WA1l0Wb0
「……ガキの頃に学園都市に来て以来、ずっと研究所たらい回しなンだよ
そこじゃ名前なンて呼ばれねェ。番号で呼ばれ、能力発動後は能力名で呼ばれた。
使われない名前なンざ無いのと一緒だ。覚えてる意味が無かった」

「けっこう大変な人生送ってんのね」

素っ気ない言葉であったが、それが一方通行にとっては嬉しいものだった。
腫れ物に触るような反応は科学者共だけで十分。
こうやって対等に言葉を交わせる相手は初めてだった。
だから、同情や憐れみを持たずに接してくれるのは有り難いことだった。


「お待たせしましたー。こちらブレンドとケーキセットになります」

話が一段落するのを見計らったように注文の品が届けられる。
本日のケーキはモンブランのようだ。
季節感を全く無視したチョイスだが、学生向けの喫茶店などこの程度だろう。

「でさ、話戻るけど一方通行ってどんな能力なの? さすがに第一位の能力が美白効果抜群ってだけじゃないでしょ」

「一言で言えばベクトル操作だな。触れた物のベクトルを解析して自由に操作出来る」

「言葉で聞いただけじゃイマイチ理解しにくいわね」

「まァな。普段は反射に設定してあって、有害なもンは全て反射してる。
紫外線も反射してて、ずっとそンな生活してたらこンなンなっちまった」



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