過去ログ - アリアドス「なあ、バンギ」バンギラス「どうしました、アドスさん?」
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2:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/29(金) 23:00:14.86 ID:2VECG7Q10
レディアン「あら、バンギくん」パタパタ

バンギラス「あっ! どうもお邪魔してます!」ペコ

レディアン「いや、私ここの家住んでないから...」
以下略



3:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/29(金) 23:04:22.43 ID:2VECG7Q10
バンギラス「昨日は確か\お母さんじゃないんすかww/って言いましたねw」

レディアン「やめてよもー、恥ずかしい...。ただの幼馴染みだからね?」

バンギラス「すみませんwwママww」
以下略



4:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/29(金) 23:25:05.53 ID:2VECG7Q10
アリアドス「んじゃ、何か食いに行くかーバンギー」

バンギラス「そうしましょっか。今日はどこ行きます?」

アリアドス「あー...昨日作った巣に何かひっかかってりゃ話は早いんだけどな」
以下略



5:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/29(金) 23:39:48.18 ID:2VECG7Q10
アリアドス「まあ、そりゃ獲物仕留める為の一種の罠なのにキラキラピカピカ目立ってたら本末転倒だからな」

バンギラス「それもそうですけど、あんな小さくて目立たない巣...俺だったらだいたいの場所は覚えてても探したところでまず見つけられないです」

バンギラス「アドスさん...ほんとどんな記憶力してるんですか」
以下略



6:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/29(金) 23:50:43.90 ID:2VECG7Q10
レディアン「えっ!? ちょっと...えっ!? 今の初耳なんだけど...えっ!?」ガバッ

バンギラス「いやいや! どう見ても糸なんて出てないですよアドスさん! 変な冗談止めてくださいよ!」ガバッ

アリアドス「いや、見えないと思うけど本当なんだって。透明な糸だからな。それが巣に繋がってるから辿っていけば戻れるってわけ」
以下略



7:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:00:44.31 ID:VQaHbTzI0
バンギラス「そうか...そうだったのか...」

レディアン「いつも空飛んでるからそんなの気づかなかったよ...。幼馴染みなんだからもっと早く言ってくれても良かったじゃない! そんな重要な話!」プンスカ

アリアドス「いやもうとっくに知ってるもんだと...それにそんなに重要な話かこれ?」
以下略



8:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:08:22.86 ID:VQaHbTzI0
アリアドス「そういや200kgあるんだもんなお前」

バンギラス「正確には202.0kgですね」

アリアドス「転んだらセルフ地震起きるな」
以下略



9:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:18:32.32 ID:VQaHbTzI0
バンギラス「それにしてもすごいなぁ...それ糸が無限に伸びるってことですよね」

アリアドス「分かんねぇな。少なくとも今のところ糸が出てこなくなったことはないな」

バンギラス「いや、すごいっすよそれ。ほんと冗談抜きで」
以下略



10:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:27:32.12 ID:VQaHbTzI0
アリアドス「ああ、あれか」

バンギラス「確かアドスさんって、巣に引っかかった獲物をすぐに食べずに糸をつけて一度逃がすんですよね」

レディアン「あ、それは私も知ってる」
以下略



11:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:37:23.37 ID:VQaHbTzI0
アリアドス「俺そんなに俊敏じゃないし空も飛べないから素手で捕まえるのは厳しいわけよ。だからああやってせっせと罠張ってるわけ」

アリアドス「でも毎日毎日獲物がかかるわけじゃねぇし、かかっても一匹か二匹ってとこさ。だからその貴重な獲物をできるだけ有効活用しようってことよ」

アリアドス「まあ、見に行ったときには既に死んでることが多いから、めったに上手くはいかないけどな」
以下略



12:アングリルの濃霧 ◆aZl0U4cvneiQ[saga]
2013/11/30(土) 00:46:40.85 ID:VQaHbTzI0
アリアドス「いや、俺が頭いいんじゃなくてこれ本能みたいなもんだから。全世界のアリアドスが同じことしてるぜ」

バンギラス「へぇー、やっぱり優秀な一族なんですね」

アリアドス「お前だって十分すげぇと思うけどなぁ...強そうだしすごそうな技たくさん覚えてるし」
以下略



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