15: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:22:03.38 ID:++eeepL+0
店主「職業柄、手足が機械の奴とかも見たことがあるが……お前さんほど人間の形を残していないのは始めて見たな」
機械男「失礼だね、僕だって人間の形してるじゃないか」
店主「お前さんのそれは"人間の形"じゃ無くて"人型"だ」
16: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:22:51.11 ID:++eeepL+0
店主「あんたの推薦なら信用は出来るが……」
チンピラ「マスター、なんか胡散臭いぜ？」
警部「俺がやるはずだった仕事が一つあるでしょ。コイツを変わりに向かわせたいんだけど」
17: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:23:28.12 ID:++eeepL+0
――――――
―――
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18: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:24:00.09 ID:++eeepL+0
機械男「さて、そんな人の家に着いたけど」
機械男「後腐れなくスパッと解決したいね」
機械男「裏口から行くか、二階の窓から進入するか」
19: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:24:28.64 ID:++eeepL+0
機械男（電気も点けずに暗がりの中）
機械男（情報だとこの時間は既に家に帰っているハズだけど）
機械男（感づかれたか漏れていたか……）
20: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:24:57.46 ID:++eeepL+0
機械男（居ないみたいだし、見なかったことにして出るか）
機械男（早速お仕事失敗、何て伝えようかね）
21: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:25:40.13 ID:++eeepL+0
機械男「注意しなきゃダメじゃないか」
機械男「お母さんを盾にしているのかい？」
「……」
22: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:26:13.48 ID:++eeepL+0
機械男「見つけた以上は逃がさない、庇ったって無駄だよ？」
機械男「こっちもお仕事だから。ベッドの下、失礼するよ」ｽｯ
「ジョン逃げて！！」
23: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:26:57.21 ID:++eeepL+0
ﾀﾞﾝｯ
「眉間に一発！どこの野郎か知らねぇが俺はまだ死ねないんだよ！」
24: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:27:27.34 ID:++eeepL+0
機械男「涙ぐましい家族愛だね」ﾑｸｯ
「ッ！なっ！？生きてっ！？」
機械男「酷いなぁ、普通なら死んじゃうよコレ」
25: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 18:27:58.43 ID:++eeepL+0
機械男「平気で人を殺せるような奴の方がよっぽど化け物だよ」ｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙｷﾞｭﾙ
機械男「お母さん思いなのは結構な事だけど、人生の選択を誤ったね」
「逃げて！逃げてぇぇぇぇ！！」
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