241: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:31:56.35 ID:++eeepL+0
警部「俺は悟ったよ……神はいるんだと。俺に死神を遣わせてくれたんだと……」
警部「お前が記憶を取り戻し、俺に伝えてきたときは心が澄み渡るような感覚がしたよ」
警部「俺を裁く権利がある奴がようやく現れたんだって思ったからな」
242: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:32:45.26 ID:++eeepL+0
警部「そうだよ!全てはお前に俺を殺させるためだ!!……あの時と同じ、幸せそうな家族を壊してやった」
警部「だが……お前はその挑発にさえ乗ってこなかった」
警部「そんなに私怨で人を殺すのが嫌か!?お前の言う下らない殺人鬼の境界ってのはそんなに大事か!?」
243: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:33:38.04 ID:++eeepL+0
機械男「ッ!」
警部「……それが俺の返答だ」チャキッ
警部「お前が俺を殺して、俺が裁かれるか。俺がお前を殺して、お前が裁かれるか!」
244: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:34:28.89 ID:++eeepL+0
機械男(分かっているさ……分かっていたけど……ッ!!)
警部「……」
機械男「……」
245: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:35:16.40 ID:++eeepL+0
機械男「銃は僕に効かないよ!」
警部「ンなこと知ってるよ!!」バッ
機械男(倉庫の中に身を隠すか……)
246: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:36:17.53 ID:++eeepL+0
機械男「厄介だね、物陰に隠れられると」
警部(直線状にさえ立たなきゃ一発で死ぬことは無い)
警部(上手くおびき出せるか)カチャン
247: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:37:00.73 ID:++eeepL+0
警部(バーカ、そこにあるのは……)
機械男「手榴弾ッ!?」
248: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:37:54.82 ID:++eeepL+0
機械男「グ……そこそこ効いたよ」
機械男(地雷のように使ってきたか……僕が誘いに乗らずに近づかなかったら虚しく爆音だけが鳴り響いていたね……)
機械男(いや……来ることを知っていたから置いていったか)
249: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:38:32.73 ID:++eeepL+0
機械男「間に合うんだよ!」ギュルギュル
警部(両手で球体を構えた!?)
機械男「直接捻り込む!!」
250: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/11/30(土) 21:39:43.24 ID:++eeepL+0
警部(さすが化け物……やることのスケールが違うねぇ)
機械男「また隠れたか……まぁいい」
機械男「僕から逃げられないことは知っているだろう?」
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