78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/02(月) 22:57:06.30 ID:GsNnYoHao
『くっそ、いきなり数増えてねえか!?』
『ええ、そうね……昨日まで、こんなに絶え間なく戦い続けることなんて、なかったはずなのに!』
四人がかりとはいえ、そもそもここは魔女を数多く生む特異な街。
魔獣になって濃度が薄まれば、その数は必然的に大きく増えることになる。
『うわっ、つ、なぎさ怪我してない!?』
『はい、そっちこそ大丈夫ですか!?』
『なんとかかすり傷、っと、おーい、マミさん、杏子、そっちは』
ずっと見えない所で補助していた私の使い魔たちが全て出て行けない以上、戦いが苛烈になるのも当然のこと。
そして、戦いの最中に、よそ見をする余裕なんて、本来あるわけもない。
ほら、そんな風に誰かの心配をしていると。
自分の身がおろそかになってしまうのも、また当たり前のこと。
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