過去ログ - P「貴音は笑った。完璧なまでに」
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32:濃茶[saga]
2013/12/06(金) 19:04:46.27 ID:k7lZRgcj0
響「……」

貴音「……」

P「……」

響「貴音」

貴音「はい」

響「貴音は、もう少し皆を信用しても、良いんじゃないかな?」

響「貴音がそんなに寂しい思いをしてるとは思わなかったけど、でも、こんなの、簡単な話じゃないか」

貴音「こんなの……? 響、私は――」

響「だから! もっと自分たちを信用しろって何度も言ってるじゃないかバカ貴音ぇ!」

貴音「!」ビクッ

響「貴音は自分のことを見て欲しいんでしょ!? じゃあなんで、事務所の皆に内緒にしたまま抱え込んでたんだよ!」

響「事務所の皆なら、今の貴音だって簡単に受け入れてくれるぞ」

P「……響の言う通りだ。今からだって間に合う。貴音がキャラ作りして皆と接してたと言ったところで、誰も、驚きはするだろうが、必ず受け入れてくれる。そういう事務所だ」

響「貴音、自分には今見せてくれてるでしょう? 素の、『ありのままの貴音』を」

貴音「……はい」

響「皆が、貴音を見てくれる。皆、貴音を二人共ちゃんとまっすぐ見てくれる。だからさ、言おう? 皆に」

貴音「……」

P「響の言葉の方が、貴音に響くと思ったからずっと黙ってたけど……俺も、その方が良いと思う」

P「まずは事務所の皆に、『本当の貴音』を見てもらう。改まって言うのは恥ずかしいだろうけど、それは絶対にそうするべきだ」

P「それでもまだ納得がいかないなら、俺が上手く仕事を選んで、『素の貴音』を少しずつ出せるようにする」

貴音「プロデューサー……」

貴音「……分かりました。私、皆に直接伝えます」

P「明日の朝、朝会がある。もし貴音が望むなら、社長に話を通してその場で皆に伝えるってこともできるぞ」

貴音「お願いします。じゃあ最初に、社長のところに行かないといけませんね」

P「そうだな」

響「自分も付いていきたいけど……そろそろ行かなくちゃ。じゃあ、またあとでね、二人共!」

P「ああ、あとでな。じゃあ、貴音。社長室に行こう」

貴音「はい」


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