2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 13:52:32.33 ID:+Oyxot1X0
拝啓、プロデューサー。
ピンチです。
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2013/12/07(土) 14:07:28.85 ID:+Oyxot1X0
ぎゅっとスコップを持つ手に力が入ります。
いざとなったらこのスコップを振り回し、無理にでも逃げ出そうと算段を立てます。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:11:53.00 ID:+Oyxot1X0
「っあー、全然終わらーん」
パソコンに向かうプロデューサーが両腕を上げて大きく伸びをしました。
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2013/12/07(土) 14:15:51.34 ID:+Oyxot1X0
プロデューサーが伸びをしたのを見て、私は給湯室へ向かいます。
仕事の邪魔にならないよう、集中力が途切れた時に話しかけようと心がけています。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:20:12.79 ID:+Oyxot1X0
『だーれだ』をする時は、普通は目隠しをします。
だけど、今日は肩にぽんと手ほ乗せているだけです。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:28:49.36 ID:+Oyxot1X0
「答えは亜美ちゃんだよ」
私はお湯を湯のみに移しながら答えます。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:35:38.63 ID:+Oyxot1X0
「え、違うの？」
ちょっぴり予想外な回答に首を傾げます。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:38:47.42 ID:+Oyxot1X0
そこからは記憶がありません。
気が付けば、いつものように穴の底でスコップを振りかざしていました。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:43:22.94 ID:+Oyxot1X0
犬が苦手。男の人が苦手。
それ以外にも苦手なものは山ほどあります。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:50:34.82 ID:+Oyxot1X0
そして冒頭へと繋がります。
「かっかー」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage sage]
2013/12/07(土) 14:52:59.47 ID:+Oyxot1X0
「兄ちゃん兄ちゃん、あそこ、はるかさんがいっぱいいるよー」
「全員下を向いてるな……ああ、雪歩はあそこか」
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