過去ログ - 【化物語】　迷物語 -SS速報VIP

過去ログ - 【化物語】　迷物語

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20: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:44:21.30 ID:0swnQuro0

でも、それを認めて、一緒に迷うなんて、良い筈無いじゃないですか。
私の事情に巻き込んで、不幸にして良い理由なんて、あるはずないじゃないですか。

以下略

21: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:44:48.54 ID:0swnQuro0

それから、先程のような話を、毎日、毎日します。
けれど、阿良々木さんは決して今までの行動をやめるつもりが無いようです。毎日手紙は置いてありますし、私を手伝ってくれます。

以下略

22: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:45:27.32 ID:0swnQuro0

「ここになにかあるのですか？」
「もしもなんだけどさ」

斧乃木さんは、私の問いかけをスルーして、話し始めます。

以下略

23: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:45:55.74 ID:0swnQuro0

「きっと、鬼のお兄ちゃんは、今の君と同じように、君を遠ざけたと思う。でも、君は一体どうするの？」

そんなのは、決まっていました。
私も、阿良々木さんのように、付きまといます。それはもう、ピッタリと片時も離れないでしょう。ストーカーになっちゃいます。

以下略

24: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:46:51.83 ID:0swnQuro0

以下略

25: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:47:20.23 ID:0swnQuro0

「良いんですか？　本当に阿良々木さんと居ても」

以下略

26: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:48:15.55 ID:0swnQuro0

そう答えると、八九寺と向き合う、そこで僕は、約一年ぶりに、八九寺と見つめ会った。

以下略

27: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:49:25.61 ID:0swnQuro0

と、そこで、第三者からの声が聞こえてくる。

「いい加減にしてよ、鬼のお兄ちゃん。僕の存在はいつから消えてしまったのさ」

以下略

28: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:50:17.28 ID:0swnQuro0

正直言って、考えていなかった。
でも、確か忍野の話じゃ、蝸牛の対処法は蝸牛から自分で離れていく、と言ってなかっただろうか。
となると、斧乃木ちゃんが離れていっても僕さえ一緒に迷っていればとくに問題が無い気がするけど……。
確かに、確証のある話じゃない。

以下略

29: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:50:52.41 ID:0swnQuro0

「良いよ、鬼のお兄ちゃんなら。僕も一生一緒に迷ってあげる。鬼のお兄ちゃんとなら、それも悪くないかな、って思うんだ」

以下略

30: ◆WJ3zJ.oqYc
2013/12/07(土) 19:51:28.45 ID:0swnQuro0

「早速浮気ですか阿良々木さん！？」
「なに！？　僕とお前は付き合っていたのか！？　よっし来た！　チューしよう八九寺！」
「なに言ってんですかこの変態！」
「え！？　変態！？　付き合ってるのに！？」

以下略

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