過去ログ - 少女「あなた、サンタさん?」
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87: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/21(土) 23:59:00.78 ID:LhcYHPAho



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〜 幸福の国 王宮・王女の部屋にて 〜





「そこで私は言ってやったんだっ!」


 おい


「『貴公の首は柱に吊るされるのがお似合いだ』となっ!」


 人の話を聴け


「その時の、ヤツの顔ときたら……」


 帰る


「まあ待て」


 俺はいつまでお前の馬鹿話を聞いていればいい?『用事がある』あると言うから来たんだ。仕事の話でないなら帰る。


「まだ殺したりないのか?」


 俺は仕事以外で殺しはしない。基本的には。第一殺したりないのはお前の方だろう?


「……いいや。私は世間知らずだった。徒に兵を危険に晒してしまったことを深く悔やんでいる」


 その通りだな。落としどころを模索するのはお前等王族の仕事だ。大臣共が停戦協定を提案していなければ泥沼の戦争に陥るところだった。


「容赦も遠慮もないのだな」


 俺も死にかけたからな。それに遠慮すべき相手でもないだろう。


「死にかけたことに関しては申し訳ないと思うが、遠慮すべき相手ではないとな?」


 気に入らないか?


「いや、逆だ。気に入った」




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