1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/09(月) 03:42:02.93 ID:zjCwHvrS0
・キャラ崩壊注意
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:42:37.04 ID:zjCwHvrS0
メーデーメーデーメーデーメーデー…
杏「疲れた…もう一生分働いた…」
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2013/12/09(月) 03:43:12.16 ID:zjCwHvrS0
杏「はな…せ…」
きらり「もうもうもう☆超☆おっすおっすばっちし☆って感じだったにぃ!!!」メリメリメリッ
あーヤバイ、疲労とかなんだーかんだーでマジで意識飛ぶ。
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2013/12/09(月) 03:43:59.00 ID:zjCwHvrS0
…
私は昔からこの体型だった。
小学校から変わらぬこのプロポーションを維持していた。
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2013/12/09(月) 03:45:11.71 ID:zjCwHvrS0
特に大きな子供は厄介だったなー。
まぁロリコンのことなんだけどね。
おかげで対処法を学べて今有効活用できてるって感じだけどねー。
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:46:07.65 ID:zjCwHvrS0
運動もできないし、勉強も最低ラインを下回らなきゃいいって感じで勉強もやらなかったし。
あの頃はコミ障の塊みたいな感じだったからなー。
あれだな、厨二病って奴だな。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:46:53.04 ID:zjCwHvrS0
けれどもあの頃はまだ学校ちゃんと通ってたんだよねー。
今の私じゃ考えられないよ。
なんで学校行かなくなったんだっけ…?
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:47:38.00 ID:zjCwHvrS0
それで次目が覚めた時には知らない部屋にいたっけ。
特に何もされていなかったっけ、手足縛られてる訳でもなく。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:48:14.01 ID:zjCwHvrS0
それからだっけ、私が学校に行かなくなったのは。
外が怖かったとかそういうのじゃないんだよね、確か。
色々あきらめたんだよね、確か。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:48:43.33 ID:zjCwHvrS0
特にしたいこともなく、なにもする気がなかったし、
こんな自分にも愛想が尽きてたし。
もう無理して生きていることないんじゃないかなとか思ってたよ。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:49:20.31 ID:zjCwHvrS0
そんな生活を2年過ごしてたら、ある日急に親が私の部屋へと入ってきた。
「杏ちゃん、アイドルになるわよ」
久々に顔を合わせて言った第一声がこれで、あぁついに頭が…とか思っちゃったよ。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/09(月) 03:49:25.19 ID:AXfnKr3Y0
syrup16gか……(悪い予感)
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:49:55.27 ID:zjCwHvrS0
杏『何いきなり訳の分からないこと言ってるの?』
「それがね、東京に住んでる妹がね杏ちゃんの昔の写真をアイドルを募集していた事務所に送ってみたらしいのよ」
なんということをしてくれたんだ、あの殆ど会ったことのない叔母さんは。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:50:41.60 ID:zjCwHvrS0
まぁ行く前に社会復帰(リハビリ)の為に1か月かかったんだけどねー。
いやー喋れるようになるのと歩くのがあんなに辛いとは思わなかったよ。
それで荷物のように抱えられて東京の芸能事務所まで行ったんだっけ。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:51:24.37 ID:zjCwHvrS0
親以外に久々に話しかけられたなーとか思って、つい返答しちゃったよ。
杏「どうでもいいからね、それよりも私は帰って寝たいよ」
そういうとプロデューサーは驚いたような顔をしてたね。
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:51:54.90 ID:zjCwHvrS0
プロデューサーがふーむ、と言って腕組んで考え事してる。
「でもさ、ずっと寝て過ごすって今はいいけど段々できなくなってくると思うよ?」
そんなことは知っている、だけど今更どうしろというんだ。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:52:25.56 ID:zjCwHvrS0
「じゃあさ、ちょっとアイドルなってみない?」
…何を言っているんだ、こいつは。
本気でそう思ったね。
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:52:56.56 ID:zjCwHvrS0
「いやーアイドルっていいもんだよーたとえばうちのアイドルで〜」
なんかすごい勢いで私にアイドルがどれだけ素晴らしいかの話をしてくる。
杏「いや、ないからね、私が働くなんてありえないからね、興味ないし、どーでもいいよ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:53:43.99 ID:zjCwHvrS0
そんなこと言ってもプロデューサーの話は止まらない。
今だったらはいはい営業トーク営業トークって言って受け流せるけど。
この時の私は自分にこんなに熱心に話しかけてくれる人が初めてで戸惑っていた。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:54:27.03 ID:zjCwHvrS0
あとはもう流れる様に私はアイドルになっていった。
東京で寮に入って一人暮らしをはじめて。
あれだね、監視付き一人暮らしはニート更生プログラムに持ってこいだね。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/09(月) 03:54:58.11 ID:zjCwHvrS0
杏「んぁ…」
目が覚める、目の前には見慣れない天井。
「お、目が覚めたか」
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