過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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346:名無しにかわりお送りします>>330続き ◆BVLppWjYzA[saga sage]
2014/05/18(日) 04:50:10.04 ID:LicgVBV80
仮マスター権限。
それは副管理者の証とも言うべき権限だった。
その権限で行える事は全て。マスター権限を持った管理者の許可した範囲内で有れば何でも自由に変えられる事が出来る。
いわゆる補助的な役割を果たすものだ。主な所有者は開発者の中で選ばれたエリートのみとの話だが___目の前の少女、ユキナは所有者条件を一つも満たしていない。

キラ 「……おかしいだろっ」

ユキナ 「……質問の、意図が……分かりません」

キラ 「おかしいだろって言ってるんだよ……! 何でユキナがその権限を持ってるんだよっ」

そう。
ユキナは開発者でなければスタッフですらない。それに親が社長とか言う物珍しいケースでもない。
必然的にユキナがそれを持っている事は、おかしい事なのだ。
と、

ユキナ 「答える義務が、有りません。対話の因果が、皆無です」

ユキナ 「敵戦意……確認。プログラム再開、戦闘を続行、します」

不意に中断されていた戦闘を再び試みようと動いたユキナ。その目は、何も感情が宿っていない、迷いの無い目。
空いた空間は刹那の間に縮み、先ほどまで離れていた少女はキラの目の前に唐突に現れ___
そして___凶剣を振るった___。


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