過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
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352:名無しにかわりお送りします>>347続き ◆BVLppWjYzA[saga]
2014/05/25(日) 04:58:01.77 ID:sPCFZLS10
キラ 「がッ……っう、痛いじゃないか……」

斬り裂かれた腰の傷は、幸いにも浅かったみたいだ。
だがそれ以前に体力ゲージの減り具合が恐ろしい。何しろユキナの振るう凶剣は、攻撃力だけで言うとトップクラスの武具だからだ。
今の斬撃によりキラの体力ゲージは半分以下に下がった。否___奪い去られたと言うべきだろう。
無慈悲に魂を削る凶剣にはそう言うがふさわしい。

キラ 「却下……か。はははっ、説得は、どうやら無理って感じだな」

乾いた笑い声が辺りに響いた。声の主はキラ。
先ほどから何度もユキナとの衝突を避けていたキラだが___今回の答えで悟った。
説得は不可能であると。
ならばとキラは動く。後に残された最後の希望にかけて。
選択した対処方法は戦闘。キラは真っ向からユキナに挑もうと動いた。
それがどんなに無謀な選択であったとしても、キラの目には迷いはない。例えユキナに負けたとしても、キラには悔いはない。
何故ならば、自分がそれだけの奴だったと改めて理解できるからだ。

キラ 「……じゃあ、本気でやらせて貰うよ。ユキナ……!」

ユキナ 「対象の殺気を確認、攻撃を続行します……」




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