過去ログ - 精霊「あなたが落としたのは金の斧ですか?銀の……」妖精「両方!両方!!」
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13: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:13:10.48 ID:NLV8PeA+0
精霊「むぅ……出来れば住んでほしいしなぁ……」

精霊「そういった人たちを選定した方がいいのでしょうか」

妖精「そりゃさすがに無理でしょうに。こんな木と草しかない場所に呼ぶってのがそもそも無理な話で」
以下略



14: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:13:37.57 ID:NLV8PeA+0
妖精「そう!そもそもこの森は綺麗なのがウリなんですからソレを踏まえて」

精霊「だとすると……簡単なキャンプ場とか?働ける人を募集して……」

妖精「美しい森だ、この森を切り拓いてゴルフ場を作ろう」
以下略



15: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:14:14.65 ID:NLV8PeA+0
――――――
―――


妖精「武力行使はよくないよ、冗談ですよ、脳天直下はやめてくださいよ」ドクドクドク
以下略



16: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:14:42.30 ID:NLV8PeA+0
精霊「んー、でもやっぱり難しい。私の考え方が甘いのでしょうか……」

妖精「水商売もダメ開拓もダメ、他に何が残っているのやら」

精霊「……ところであなた、実はお金儲けの方向へ持っていこうとしてません?」
以下略



17: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:15:43.45 ID:NLV8PeA+0
精霊「妖精は清らかでなければなりません、あなたのように穢れきっていては森の風紀に関わりますよ」クドクド

妖精「あーはいはい、そうっすねー」ホジホジ

精霊「聞く気ありますか?」スチャ
以下略



18: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:16:20.38 ID:NLV8PeA+0
妖精「さっきも同じようなこと言いましたが、今の時代神秘性だけじゃ人は集まりません!」

妖精「何をするにも金金金。この先どんなものでも生きる残るにはコレが必要なんです!!」グッ

精霊「なんだか汚い話になりそうですね」
以下略



19: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:16:58.37 ID:NLV8PeA+0
妖精「悲しいことに今はそれが人と人との繋がりなんです……」

妖精「どんな種族でもお金にならなきゃ生きてはいけない。あなたは精霊だから関係ないでしょうけど」

精霊「むぅ……」
以下略



20: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:17:24.54 ID:NLV8PeA+0
妖精「先立つものは必要。私みたいな妖精だってそう、住む場所が無くなればどこかで食い扶持を探さなきゃいけない。そりゃお金に汚くもなりますよ」

妖精「魔法が存在してなお、機械が発達する矛盾したこの世界。自然が……妖精が住む場所が無くなっていくのは辛いものがあります」

妖精「でも……この場所の存続、皆が暮らしていくには少しでも切り捨てて生きていかなきゃいけないんですよ、時代に合わせてね」
以下略



21: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:18:23.63 ID:NLV8PeA+0
精霊「実家がお金持ちなのにあなた気持ちが悪いほどお金に執着しますね」

妖精「いくらあっても足りないからね、夢はでっかく世界征服」マジキチスマイル

精霊「動物さん達に相談した方がいいかも……あなたに話すのがそもそもの間違いでした」
以下略



22: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:19:15.67 ID:NLV8PeA+0
妖精「だってそうでしょ。自分達が生きることに必死だもの。安全に暮らせればそれでいいって連中だし」

精霊「動物さん達はそれでいいですし……だから共存できる人を交えて……」

妖精「侵略してくる魔物退治を無償でやれってか?ハッ、笑わせるね」
以下略



23: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/12/10(火) 04:19:53.58 ID:NLV8PeA+0
妖精「もう、しょうがないなぁ。わかった、真面目に考えてあげますよ」

精霊「今まで真面目じゃなかったんですね」

精霊「そういえば、森の外の動物さん達はどういった生活をしているのですか?」
以下略



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