過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争」
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◆cvvZKri7SI
[saga ]
2013/12/12(木) 01:42:48.98 ID:TxydbBJZo
「んー……」
死体の耳の後ろや顎を触って何かを確かめるナース服。
次いで手首や足首を握ったので、恐らくその何かというのは死後硬直だろう。
「うん。顎が少しだけ硬くなり始めてるなぁ。二時間経つくらいかなぁ?」
つまり死んだのは、昼休みくらいか。
もしかしたら三時限目の最中かもしれない。
「授業中? この子授業出てへんかったの?」
「知らない」
ただ、見た目は派手な金髪で、見ると爪もきっちり遊んでいる。あまり真面目なタイプではなさそうだ。
「まぁ、そうかもなぁ」
死体を自分側に倒して、首の後ろを見る。
「んー、死因は……これやろなぁ、多分」
ナース服が指差した首筋を見ると、二つの穴が並んで開いていた。
穴はそれぞれ直径数センチ程度で、それが首の後ろから前まで貫通している。
「何で刺したかは分からんけど、貫通するほどの力やから相当やで」
ここは女子高だ。そんな馬鹿力を持った奴なんてそうはいない。
「女子やと難しいちゃうんかな」
首の骨を上手く避けたのだとして……というか、実際避けたのだろう。
そうだとしても、首を貫通するほどの力となると確かに相当なものが必要だ。
この教室にそんなものはないし、変な物を持ち歩いていたら廊下を歩く生徒や教師に見られるだろう。
「……教師、か」
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