146: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:38:39.91 ID:eOBjYyh2o
みほ「お姉ちゃん」
学園艦の救護室で、まほはベッドから身を起こしていた
頭に包帯を巻いている
147: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:40:04.95 ID:eOBjYyh2o
ベッド脇に座ったみほを、まほは強く抱きしめる
まほ「立派な隊長になった」
みほ「そうかな?」
148: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:44:39.23 ID:eOBjYyh2o
大洗学園艦の左舷公園の端で舞は待っていた
みほは横に並ぶ
学園艦や各車輌の修理、ヘカトンケイル学園艦の後処理などで周囲は慌しく動いており、既に夕方となっていた
149: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:45:19.53 ID:eOBjYyh2o
舞「我らは戦い続ける。我らは弱者と我が国民を守る義務がある。それが我らの約束。」
みほ「舞さんは……強いですね」
舞「……我ら芝村にとり、戦場は故郷のようなものだ。我らは戦いの中で生を受け、戦いの中に死んで帰る。好んではいないが、故郷であるに違いない」
150: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:46:25.05 ID:eOBjYyh2o
みほ「あはは……でも、わたしはみんなを守るために戦うのもいいけど、戦車道の大会もやりたいな。みんな最初はそのために頑張ってたから……」
舞「そうか……ふむ、そうだな。どうせしばらくは幻獣の侵攻もなりを潜めるであろう。ならば」
みほ「え?」
151: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:48:23.69 ID:eOBjYyh2o
その日、幻獣は日本から姿を消した
日本政府は各地での学兵の死傷率の酷さを訴えた善行を始めとした将兵たちの声をようやく聞き入れ、自衛軍再編の強化に乗り出していく
いまだ人類の脅威が去ったわけではなく、次なる幻獣の侵攻に備える日本であるが、束の間の平和は人々に活気を取り戻させた
152: ◆sHQ8Cu7iCY[sage]
2013/12/21(土) 01:57:45.92 ID:eOBjYyh2o
これにて完結です
途中スレを落とすなど至らぬところもありましたが、楽しんでいただければ幸いです
しばらく経ったらHTML化依頼しようと思います
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/21(土) 03:13:57.33 ID:4fKnlVNDO
乙でしたー。
面白かった
上手いことクロスしてたと思った。
154: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 03:25:13.20 ID:eOBjYyh2o
複線張ってたのに入れ忘れ〜
>>132の最後の行に
みほの右手に、見たことの無い模様が浮かび上がる
155: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 18:15:23.29 ID:eOBjYyh2o
あー、本編内で明かすつもりでしたが書き忘れたのでここで
厚志の予想通り、九州撤退戦後から幻獣が各地に出没し戦法が変わったのもペンタたち、特にヘカトンケイルに寄生していた奴の仕業です
太平洋側から大洗に侵攻したのも彼の指示でした
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/25(水) 01:00:52.45 ID:TG0ZdyT3o
乙でした
楽しく読ませてもらいました
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