6: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:11:58.43 ID:h4CI0vyoo
柚子「町が……」
杏「皮肉だね。幻獣支配地域じゃなければこんな戦術は取れなかった」
桃「会長……」
7: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:12:49.04 ID:h4CI0vyoo
瀬戸口「帰還した車両は整備部隊のところに。おそらく爆撃だけでは殲滅は不可能だ。後ほど他部隊と共に攻勢作戦に出る」
ののみ「精神汚染を受けた人は、萌ちゃんが検査してくれるの」
ナカジマ「こっちこっち!オーライ!」
8: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:14:29.43 ID:h4CI0vyoo
原「西住さん、ひとまずお疲れ様。よく戻って来てくれたわ」
そう良いながら原はみほを抱きしめる
照れながらみほは答えた
9: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:16:02.06 ID:h4CI0vyoo
栄光号から降りて来たまほにみほは駆け寄った
夢じゃない、幻覚でもない
紛うことなき姉を目にして、みほの息は弾んだ
みほ「お姉ちゃん!」
10: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:16:37.26 ID:h4CI0vyoo
みほ「えへへ……お姉ちゃん、また会えた」
まほ「……うん」
みほ「もう、会えないと思ってた」
11: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:17:37.17 ID:h4CI0vyoo
みほ「私がっ!私のせいでお姉ちゃんが死んじゃったって!ずっと……ずっとそう思ってて……!辛くて……っ」
まほ「そんなことない、私がしくじったんだ。みほは悪くないよ」
みほ「お母さんも……すっかり落ち込んじゃって……」
12: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:18:26.20 ID:h4CI0vyoo
まほ「落ち着いた?」
みほ「うん……」
善行「救援感謝します、西住万翼長」
13: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:19:46.87 ID:h4CI0vyoo
善行「そうです。あなたのお母様、西住しほさんが今は私がいた隊の指揮を執っています。まほさんの生存を報告すると、立ち直ってくれました」
みほ「お母さんが……」
舞「つまりそなたは初めからまほの生存を知っていたのだな?」
14: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:21:09.29 ID:h4CI0vyoo
みほ「ま、舞さん!私は……お姉ちゃんが生きていてくれただけで、今はそれで十分だから……」
舞「ふん、みほに免じてこの場は下がってやる。が、後ほど説明してもらうぞ」
善行「……わかりました。作戦後にご説明します」
15: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:22:18.98 ID:h4CI0vyoo
厚志「流石の善行さんも集団精神汚染までは予想できなかったみたいだね。危うく隊を壊滅させるところだったから」
舞「あやつは5121結成よりも以前に自らの隊を壊滅させてしまった過去がある。だから辛抱強く生き残れる隊を作ることに躍起になっていたのだ。それゆえ今回は橋頭堡を築きつつの進軍予定であったが、敵の少なさに釣られて突出しすぎた」
まほ「偵察部隊が精神干渉を受けてしまったのだろう?」
16: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/11(水) 19:23:32.89 ID:h4CI0vyoo
エリカ「隊長!生きてっ!生きていてくれたんですね!私は、私わぁ……!」
まほ「今の隊長はお前だろう?やれやれ、今日は泣き虫が多いな」
そう言ってまほは苦笑した
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