過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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179: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/17(金) 02:48:58.38 ID:wjq2NntMo
「あ、ああ、君がこの博麗神社の巫女さん?何の用かな?」(あっ、可愛い)
「……それはこっちの台詞よ。あんた鳥居の前にずっと立ってるけど、何の用?
参拝客なら入ればいいじゃない」
「いや、こ、この神社、立派だなって思って眺めてたんだ。ハハハ」(……適当に誤魔化そう)
「……そうかしら」
博麗神社は建物自体は大きいものの、居住スペースの割合が大きく、
果たして神社として立派かと言われると疑問であった。
「あんた、何か隠してるでしょ」
「そ、そんなことないよ。僕は単なる参拝客さ」(うっ、鋭いなこいつ)
自分好みの少女に問い詰められるという緊張を含みながら、未だ思春期を抜けない
少年はたどたどしく弁明する。
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