過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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187: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/01/17(金) 03:04:58.84 ID:wjq2NntMo
「奴ら、怪魔衆なんて名乗ってやがる。恐らく昨日のあいつらもその一味だろう。
……博麗の巫女さんに早く何とかしてもらいたいもんだが」
「ああ、幻想郷の説明で言ってたな、その博麗神社のこと」
「幻想郷にいる以上、知らずにはいられないからな。当然教えるさ」
「異変を犯した妖怪を退治するんだろ?不文律に則って」
「そんな良くも悪くも執行人じみたもんじゃねえよ。スペルカードルールで退治するから、
犯人の妖怪は当然の如く生きてるし、挙句巫女を気に入って神社に出入りする始末だ」
「ああ、だから仇名が「妖怪神社」なのか」
「それが悪いとは思わねえが、俺は近づきたくねえな。そんな所。人邑会程じゃないが、
個人的な事情で妖怪は苦手だ。ご馳走様」
「……俺も多分、妖怪に慣れることはないだろうよ。ご馳走様」
食事を終え、食事処を出た2人は、壮助の仕事現場へ向かう予定を立てた。
仕事を手伝うのは拓馬が義理を感じてのことである。
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