過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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262: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:33:46.76 ID:fI2wOcj60



***



 具合が悪そうな白髪の兄ちゃんを寝かせ、知り合いの空き部屋を借りて、拓馬に又貸しした。

 別に居候ぐらいはさせてもよかったのだが、本人がそれを断った。
まあ、大の男が衣食住を他人の世話になるのは気が引けたのだろう。



 そう言えば、白髪の兄ちゃん──望月朔とやらを見て、拓馬が少し驚いていたな。
何故かと聞いたが、逆にどうして驚かないのかと聞き返された。

 まあ黒髪の人間が多数なのは確かだ。外でもそうなのだろう。だがこっちには、
いろんな奴がいる。若い奴でも白はいるし、紫もいた。ピンク色の自称仙人も来る。
直接は見ていないが、緑や赤、橙色やらもいるらしい。これも教えてやると、
冗談はよせと笑われてしまった。



 兎に角、俺は今更白髪位では驚かない。知り合いにもいる。


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