過去ログ - 美穂「一期一会のアルペジオ」
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38: ◆CiplHxdHi6[saga]
2013/12/14(土) 01:01:15.00 ID:9Oq90F5Q0
御袋さんはなぜかニヤニヤしながら俺のコップにお酒を注いでくれる。何か変なことを言っただろうか?

トップアイドルになれると言うのはお世辞じゃなくて、本心からそう思っている。
確かにもっと探せば、より良い原石はいるかもしれない。
だけど輝かせたいと、魅力を日本中に伝えたいとここまで強く思えたのは、彼女が初めてだった。
そしてきっと、今後彼女以上の女の子は現れることは無いだろう。そう断言しても良い。

「そうだぞ! 君の眼は正しいじょ! うちの美穂は世界一可愛い!! キュートしゅぎる!」

「わっ!」

酔っぱらって俺の肩に手をやる親父さん。ゴメンナサイ、お酒臭いです。

「お、お父さん! ゴメンナサイ、プロデューサー。お父さん、絡み酒しちゃうタイプで。強くないのに……。ほら、お父さん。プロデューサーが困っているでしょ?」

小日向さんは俺から親父さんを引き離そうとするが、親父さんはそのまま眠ってしまう。
これじゃあ失礼しようにも出来ないな。

「あ、あのー。お父さん?」

「わらひは君のとうはんではない!」

「うわぁ!」

恐る恐る声をかけてみると、突然叫びだし、また眠ってしまう。『お父さん』というワードに反応してしまったのだろうか。


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