過去ログ - 電「鋼鉄の咆哮・・・って何ですか?」【オリジナルストーリー】
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188:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/05(日) 15:00:55.24 ID:wRxBP/jU0
電は急速転舵し、右に陣取るネルソン級戦艦に向かって砲撃をしていく。70口径の砲身から放たれた12.7cm砲弾は、第1主砲と司令塔に直撃した。

副長「ネルソン級に火災発生!第1砲塔爆発!」

艦長「次、11時方向のダンケルク級。砲撃開始!」

電「命中させちゃいます!」ズドーン

炎上したネルソン級の前方を航行していたダンケルク級は、長門への砲撃を中止して電に主砲を向けようとしていた。しかし、主砲の射程範囲外である後ろに回り込んだ電に、砲を向けることは不可能だった。

ダンケルク級の艦橋下に2発の砲弾が突き刺さり、爆発を起こす。更に追い打ちをかけるように、長門の主砲弾が損傷した甲板を抉った。

副長「ダンケルク級、撃沈!」

艦長「よし、リジルの援護に向かう。第四戦速まで加速!」

電は更に増速し、西方で援護を待つ戦艦『リジル』の援護に向かった。後方から深雪とフンディンが続く。

電「えっと、生存者の救助はどうするのですか・・・?」

早川「心配ない。ダーインが残って救助活動にあたる。それより、今にも撃沈されそうなリジルを救助するのが先決だ」

電「助けを待ってる人が近くにいるのに、見捨てるなんて・・・」

電は前方のモニターに映る艦外の様子を見た。サーチライトをつける救命ボートと、それに接近するダーインの姿がわずかに見えた。


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