過去ログ - 電「鋼鉄の咆哮・・・って何ですか?」【オリジナルストーリー】
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/18(水) 01:10:34.31 ID:kF6T/FIz0
アラスカ級の竜骨が破壊され、船体が真っ二つになったところで、空にキノコ雲を発生させた。

早川「一瞬、だったな」

艦長「あれでは、生存者は・・・」

電「いない、のですか・・・」

早川「電・・・よく頑張ってくれた。輸送船を連れて戻ろう」

機関を損傷した電は、深雪に曳航されてスキズブラズニルに戻った。すぐに損傷個所の修理と機関の換装が行われる予定だ。

換装室の舷側に佇んで夕日を眺める電。彼女の服はすっかり元通りになっている。

電「はぅ・・・」

早川「どうした?」

電「あのアラスカ級の乗組員、全然助けられなかったのです・・・」

早川「そうだな。しかし、それが戦争というものだ。それも、今起こっているものは少し特殊だ。人の数は余計に減るだろう」

早川「だが、それでも我々は生き残らねばならない。帝国に屈すれば、もっと多くの人々が苦しむことになるのだから」

電「それは・・・辛いです」

早川「それを断ち切るための戦争だ。決して人の命を奪うだけの戦いじゃない。・・・ボイラーを新しいものに取り換えた。おそらく、43ノットは出るはずだ」

電「あ、あの・・・ありがとう。ぜかましちゃんより速いのです」

早川「礼はいい。それより、妖精さんたちによろしくな」


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