過去ログ - 電「鋼鉄の咆哮・・・って何ですか?」【オリジナルストーリー】
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91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/25(水) 23:57:45.84 ID:ViV92cPl0
副長「深雪、機関損傷した模様!航行不能!更に青鶴の甲板に被弾!艦載機発着不可能!」

早川「さすがに、この小規模艦隊だけでアルケオプテリクスを相手取るのは不可能だったか・・・」

早川は頭を抱え、煙が燻ぶる艦橋に座り込んだ。しかし、彼の肩に手が載せられた。とても華奢な手は、震えながらも力を持っている。

電「司令、電は諦めないのです・・・提督の下に着任してから色々あったけど、ピンチになれば誰かが助けてくれたのです。大和さん、赤城さん、暁ちゃん、響ちゃん、雷ちゃん、そして提督さん・・・」

電「みんな、優しくて強くて・・・でも、私は迷惑ばかりかけていたのです。だから、変わりたいのです。強い私に、誰かを守って助ける私に!」

ボロボロの衣服をまとう電は、諦めかけている早川に、そして自分に語りかけるように言った。すると、電の身体から光が放たれた。

早川「お、お前・・・」

電「はりゃああああぁぁっ!!」

ヒビが入った電の前部主砲が、アルケオプテリクスに放たれた。真っ白な光に包まれた砲弾は、未だ力を衰えさせない始祖鳥に直撃し、大爆発を起こした!

副長「アルケオプテリクス、左翼被弾・・・バランスを失っていますが、まだ戦うみたいです」

電「うっ・・・」

早川「もういい、休んでろ!」

電「で、でも・・・」

早川「馬鹿野郎ッ!」


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