過去ログ - 電「鋼鉄の咆哮・・・って何ですか?」【オリジナルストーリー】
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/26(木) 00:09:29.53 ID:vJ1yqYrF0
早川「命があって、初めて人は何かができる。だが、今は何もできない。命の炎をどれだけ輝かせたところで、今消えたらダメだ!お前はまだ先が長いんだ、死に急ぐようなことはするな」

電「で、でも・・・っ」

早川「・・・あれを見ろ」

フラフラの電の肩を抱きかかえ、早川は艦橋の窓を覗かせた。瀬戸内海の水平線から、一隻の船が現れつつあった。

早川「とうとう来たな、大和」

船は勝ち誇った様子のアルケオプテリクスに砲門を向け、巨大な砲弾を放った。遠く離れているはずなのに、電の艦橋まで爆発音が聞こえたほどだ。

砲弾が電にトドメを刺そうとするアルケオプテリクスに直撃した。それはミサイルより遥かに巨大な爆発を起こし、赤い始祖鳥の機体を大きく傾かせた。

早川「大和が誇る46cm砲だ。あれさえあれば、アルケオプテリクスといえどもタダじゃ済まない」

大和と呼ばれた艦は、次第に艦影を大きくしながら接近しつつ、主砲を放つ。今度は尾翼に砲弾が直撃し、そこは跡形もなく吹き飛んだ。

艦長「す、凄い・・・」

大量の煙を上げるアルケオプテリクスに、駄目押しの一発が加えられた。電が放った光の主砲を受けて傷ついた底部が、ごっそりと抉り取られる。すると、アルケオプテリクスの機体を巻き込む大爆発が発生した。

元々、航空超兵器としてこの世に存在していた鉄塊が、その肉体を四散させて大阪湾に没する。

副長「ノイズ、消滅しました・・・」

艦長「か、勝った・・・」


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