20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/12/15(日) 01:57:08.26 ID:HJFvpnSw0
不意に、彼女の姿が脳裏に浮かんだ。
渋谷凛。
アタシが今、事務所にいる理由の発端。
彼女ならば、有り得るのではないだろうか。
あの日、pさんの靴下を握った彼女ならば。
今ならば、納得が出来るかもしれない。
彼女が何故、pさんの靴下を握ったのか。
何故、あの匂いの中、平然としていられたのか。
どうしてもっと早く気付かなかったのだろう。
いや。
気付いていながらも、否定しようとしていたのだ。
あの凛ちゃんが、そんなことをするはずがない、と。
アタシの憧れで。
今にもトップアイドルの座を掴んでしまえそうで。
そんな彼女が、あんな醜悪な匂いで昂揚してしまうような人間だなんて、と、必死に否定しようとしていただけなのだ。
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