過去ログ - 佐々木「親友の一歩先があるのなら」
↓ 1- 覧 板 20
2013/12/15(日) 16:32:48.65 ID:458iJ9h90
 男「フラれた手前、当時のやり取りを思い出すのは辛いし、腹立たしくもあるんだが」 
  
 男「彼女は開口一番『ごめんなさい、先輩とは付き合えません』と頭を下げ、たどたどしくこう続けた」 
  
  
  
 佐々木『僕には、好きな人がいます。中学の時のクラスメイトで、今は違う学校に通っているけれど』 
  
 佐々木『一年も経てばきっと彼のことを忘れられるだろう。そう思っていたけれど』 
  
 佐々木『やっぱりどうしても、無理みたいで。だから、――ごめんなさい』 
  
  
  
 キョン「……………………」 
  
 男「ショックだったよ。だけど同時に、彼女の姿を目で追っていた自分だからこそ、退くしかないとも思った」 
  
 男「胸の内を吐露するときの、あんな屈託のない、それでいて切なげな笑顔を見せつけられてはね」 
  
 キョン(…………馬鹿な) 
  
 キョン(だって、あの佐々木だぞ? 屈託がない? 切なげな笑顔? いや――――いやいやいや!) 
  
  
 男「後は説明するまでもないな。佐々木さんの想い人がいったいどんな男なのか、好奇心が掻き立てられたんだ」 
145Res/60.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。