過去ログ - 佐々木「親友の一歩先があるのなら」
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17:佐々木 ◆jLkYoTe1dA[saga]
2013/12/15(日) 16:28:55.73 ID:458iJ9h90
キョン「それでもアンタは告白した。何故だ?」
男「一度は諦めようとしたんだが、寝ても覚めても彼女の顔が頭から離れなくてね」
男「放っておいたら勉学にも部活にも支障が出かねないから、きちんと確かめてみようという気になったわけだ」
キョン「……なるほど」
キョン(つまり、それだけ真剣に考えていたってわけか)
男「彼女との直接的な接点はなかったが、バレー部の後輩に彼女と同じクラスのやつが何人かいてね」
男「彼女を取り巻く噂や、人脈について、それとなく聞き出してもらった」
男「その結果、浮いた噂は一つも確認できなかった。ついでに、少し独特な性格だということもわかった」
キョン「少し、ね」
男「そして熟考と葛藤を繰り返した挙句、俺は意を決して彼女に告白し、見事にフラれたというわけさ」
キョン「……そいつは何つうか、ご愁傷様だが」
キョン「それが俺にどう繋がるんだ?」
男「簡単だよ。彼女が断った原因が、君にあるからだ」
キョン「…………何?」
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