過去ログ - 佐々木「親友の一歩先があるのなら」
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20:佐々木 ◆jLkYoTe1dA[saga]
2013/12/15(日) 16:35:46.65 ID:458iJ9h90
キョン「……ひ、一つ、こっちからも訊きたい」
男「どうぞ?」
キョン「佐々木は、アンタが俺に会いに来ていることを知っているのか?」
男「知らないはずだよ。少なくとも俺は明かしていないし、北高の生徒、つまり君の存在を突き止めたのも別口だ」
男「さして苦労はしなかった。彼女と同じ中学に通っていた子に訪ねて回ったら、二人目であっさり君のことが話題にのぼった」
男「自転車で二人乗りしているのを何度か見かけたって。可能性があるとしたら、彼くらいしかいないんじゃないかって」
キョン「…………確かに、中学のときはそれなりに親しかったと思うが、しかしそれは」
男「別に、俺に弁解する必要はない。君が彼女を友達だと言ったのも、おそらく本心なんだろう」
キョン「…………」
男「ただ一点、彼女の気持ちを知った上で、君がどう行動するのかは気になるけどね」
キョン(……俺は)
男「いきなり押しかけてすまなかった。話は以上だ、失礼するよ」ザッ
キョン(…………俺は、佐々木のことを、どう思ってるんだ?)
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