過去ログ - 佐々木「親友の一歩先があるのなら」
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21:佐々木 ◆jLkYoTe1dA[saga]
2013/12/15(日) 16:45:44.96 ID:458iJ9h90
――12月6日 喫茶店
佐々木「紀元前より無からの発生。宇宙理論の雛型が出来ていたというのは興味深い」
キョン「考えてみると恐ろしいよな。物理的な証明ができない環境下で理論の正しさを信じられたことが」
佐々木「とはいえ、人が認識できる物はすべからく存在していたからね。たとえ空想上の産物であっても」
キョン(……何をどう見ても、いつも通りの佐々木だよな)チラ
キョン「歴史がそれを証明している、か。だが一方で、見たいと思うものしか見えないってな格言もあるわけだが」
佐々木「ユリウス・カエサルの至言だね。天動説なんかはまさにその好例として持ち出せそうだ」
キョン「実際、地球からは天体が動いているようにしか見えないからな」
佐々木「僕らにしても、足を止めながらにして大きく動いていることだってあるのかもしれないね」
キョン「……うん? 何か含みがありそうな言葉だな?」
佐々木「くくく、深い意味はないよ。勘繰りすぎというものだ」
キョン(人を食ったような態度も相変わらずだし……)
佐々木「それより、キョン」
キョン「……うん?」
佐々木「さっきからそんなに見つめられると、その、いくら鉄面皮の僕でも照れてしまうよ?」モジ
キョン「あっと、わ、悪い」
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