21:1[saga]
2013/12/20(金) 19:17:27.83 ID:cxLxPzIP0
駅を出てから、あすみはほむらに着いて行くだけ。この間の会終は無い。
そして、さびれた街の廃ビルにまでやって来た。
「……ここは?」
22:1[saga]
2013/12/20(金) 19:18:01.96 ID:cxLxPzIP0
「んで、この子は?」
「行く所も無さそうだから、拾ってきたわ」
23:1[saga]
2013/12/20(金) 19:18:34.22 ID:cxLxPzIP0
「普通の魔法少女は、一つの街を縄張りにしながら魔獣退治に専念する。
だけど、私達は縄張りを持って無いの。その代わり、余所の魔法少女から何かしらの仕事を引き受けて活動してるのよ。
対価はグリーフシードだったり、現金だったりね」
24:1[saga]
2013/12/20(金) 19:19:20.13 ID:cxLxPzIP0
「問題無いわ。ただし……」
「……?」
25:1[saga]
2013/12/20(金) 19:19:59.89 ID:cxLxPzIP0
「だったら……」
あすみは振り絞るような声で、ほむらに聞き返す。
26:1[saga]
2013/12/20(金) 19:20:32.68 ID:cxLxPzIP0
翌日の夕方。
ほむら達は、ある街の魔法少女と会う事になっていた。すずかが、その街の魔法少女とある取引を進めていたのだ。
27:1[saga]
2013/12/20(金) 19:21:12.45 ID:cxLxPzIP0
そして、相手の魔法少女もベンチから腰を上げて、ほむら達と視線を合わす。
「暁美ほむらさん……ですね。
私は、この街で活動している、飛鳥ユウリと言います」
28:1[saga]
2013/12/20(金) 19:22:04.52 ID:cxLxPzIP0
「強いか弱いかで優劣が決まるのが魔法少女。ですから、連中を出し抜いて、近隣全ての縄張りを奪いたいのが、私の考えです。
ですから、私と組みませんか?」
「ほー……」
29:1[saga]
2013/12/20(金) 19:22:40.79 ID:cxLxPzIP0
「……そうね。確かにお互いに利益の有る話ね。
だけど……今のチームから寝返る様な奴が、私達にずっと着くとは考えにくいわよね?」
口元をニヤリとさせながら、ほむらは拳銃をユウリに差し出す。
30:1[saga]
2013/12/20(金) 19:23:29.59 ID:cxLxPzIP0
「……!?」
ユウリは、動揺の余り目を白黒させる。
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