過去ログ - 苗木「僕は君に恋をした」
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19: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/20(金) 21:14:47.77 ID:54sa4KIX0
寄宿舎には、各個人の為の部屋がある。

超高校級の格闘家、大神さくらさんによればここは完全防音らしい。

聴いた瞬間は騒音で寝れないなんて事は無いと安心していたが、普通に考えれば殺しの舞台としてそうなっているだけだった。

その証拠かどうかは微妙なラインだが、個室にも監視カメラが設置されている。

モノクマの立場から考えれば、折角殺人が起きようとしているのに音の所為で誰かでバレて止められるのは面白くないって事だろう。

「……あれ」

モノクマの所為で汗をかいたし、気分をリフレッシュさせる為にもシャワーを浴びようとする。

だが、部屋のシャワールームのドアノブに手をかけた所で異変に気付いた。

「くっ、この……駄目だ、ビクともしない」

シャワールームが、開かないのだ。

おかしいな、シャワールームに鍵があるのは女子の部屋だけだった筈なんだけど。

「……仕方ない」

凄く、物凄く気が進まないけれど。

ボクは監視カメラの方を向いて奴を呼んだ。

「モノクマ! 見てるんだろ!」

「はいはい呼んだぁ?」

呼んだ瞬間に足元から声が聞こえる。

見れば、いつの間にかモノクマがそこにいた。

……なんか、何でもあり過ぎて突っ込む気力すら失せてしまった。


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