過去ログ - 苗木「僕は君に恋をした」
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23: ◆EOh40d18dA[saga]
2013/12/21(土) 13:12:56.98 ID:vuPB4PGZ0
『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよ〜!』

「………………」

翌日。

ボクはモノクマの校内放送に起こされ、目が覚めた。

「……何て恥ずかしい夢を見てるんだよ。ボクは」

寝起きの頭に羞恥心がグルグル回る。

放課後、誰も居ない教室で二人きりなんてシチュエーション。

そこで二人は幸せなキスをして終了。

常時脳内ピンク色なのは男子高校生として正常だと自分に言い聞かせていても、これは余りにも恥ずかしい。

しかもお互いの名前を呼び合うだなんて、自分の夢ながらベタも程々にしろよと。

「……シャワーを浴びておこうか」

冷水を被って気持ちを切り替えよう。昨日浴びれなかった所為で若干汗臭いし。

それが終わったら、さっさと部屋から出てしまおう。

「探索をサボってるって言われないように、さっさと浴びるか」

……と、ボクが言ったその直後だった。


ピンポーン……


部屋に、来客のインターホンが鳴り響いた。

誰だか知らないが昨日のモノクマに続いて、そんなにボクのシャワーを邪魔したいのか。

若干の苛立ちを込めて、ボクはドアを開く。

「グッモーニンッだぞ、苗木君!」

現れたのは、石丸クンだった。

「では、お邪魔するぞ!」

ボクの返答も待たず、石丸クンはずかずかと部屋に入ってきた。

わざわざ部屋に入るなんて何かあったのだろうか。

この様子じゃ緊急という訳じゃ無さそうだけれど……。


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