442: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:53:15.07 ID:d/Ryf/IJ0
……
勇者「教官!教官!!」
教官「ぐ……う……シキ……?」
443: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:53:44.36 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い(応剣……魔王様がシキ様の為だけに作った剣)
魔法使い(一振りで見事に影と動力パイプだけを切り裂きましたね)
魔法使い(きっと、勇者に選ばれた時のお祝いで用意していたんでしょうね。預けるくらいなら直接渡せばいいものを)
444: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:54:25.32 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「それよりも教官、どうしてこんなことに」
教官「私にもわからん、気が付いたらここで眠っていた、という認識だけだ」
教官「……一体何があったんだ」
445: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:54:52.88 ID:d/Ryf/IJ0
勇者「でも……よかった、本当に……」
教官「貴様……男前になったな」
勇者「なッ!ななな何を言っているんですか!!」
446: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:55:43.08 ID:d/Ryf/IJ0
教官「私もこんな有様ではもう本格的に引退だな」
勇者「まだ、ですよ。教官は俺たちを見ていてくれるのではなかったのですか?」
教官「一度は退役していた体に鞭打ってここまで来たんだ、後は恋人のもとで"女として"生きていきたい」
447: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:56:39.36 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「おやおや、君たちだけで倒してしまうとは……」
勇者「……」
魔法使い「……今さら何をしに来たのですか」
448: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:57:24.89 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「君たちが楽しませてくれたから今回は"出所不明"ってことにしておくよ」
魔法使い「そうしなくてもこちらが裏で色々させてもらいますが」
科学者「君のお仲間と思われるスパイ共はみんな牢屋の中だと思うけどねぇ」
449: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:57:52.53 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「あ、教官殿、すでにあなたは除籍となっておりますゆえ。すぐにでも王都を去れる準備はしておきます」
教官「いらぬ気遣いをどうも」
魔法使い(……口封じされないだけマシですが)
450: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:58:32.52 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「何かわからんがくらえ!!」バキィ!!
科学者「ウゲェ!?」ズザザザ
勇者「ヴ、ヴェイド!?」
451: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:59:02.87 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「き、君……確か選抜に参加していた子だったね……」
騎士「なんだ!なんか文句あるか!」
科学者「私、一応この国の士官で選抜の関係者なんだが」
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