452: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 03:59:29.92 ID:d/Ryf/IJ0
科学者「まぁ、たまたま手が当たったということにしておくよ」
騎士「はぁ?」
科学者「仲間思いなのは嫌いじゃない……まるで彼女を見ているようだからね」
453: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:00:02.13 ID:d/Ryf/IJ0
魔法使い「……」
勇者「どうしたんだよ、お前らしくもない……」
魔法使い「すみません、我を忘れました」
454: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:00:30.00 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「変わってるな、持ち手の正面に盾みたいのが付いてるなんて」
勇者「……あ」
―――
455: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:01:21.54 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「それより教官!アンタなんでそんな扇情的な恰好してるんですか!?街中ですよ!!」
教官「わ、私も好きでこんな恰好をしている訳じゃない!!」パッ
騎士「一枚撮らせてください」サッ
456: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:01:58.30 ID:d/Ryf/IJ0
――――――
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457: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:02:25.29 ID:d/Ryf/IJ0
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国王「シキ、そなたに我が国の勇者の称号を与えよう。この一年、よくぞ頑張った」
458: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:02:54.60 ID:d/Ryf/IJ0
国王「此度の収拾の件が一番の決め手だ、被害も軽微で済み、そなたはよくやってくれた」
勇者「……」
勇者「ですが……」
459: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:05:19.43 ID:d/Ryf/IJ0
……
騎士「おっす、結構時間かかったな」
勇者「ん、ああ」
460: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:05:50.99 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「それより、どうだった?式の方は」
勇者「別に……ただ適当に受け答えしただけだ」
騎士「煮え切れないな」
461: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:06:17.93 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「たとえ力を持っていたとしても、どうしようもないことだってある。今回だってそうだろう」
勇者「教官がああなったのは仕方がないって言いたいのか?」
騎士「馬鹿にするな、俺だってそこまで捻くれてねぇよ」
462: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2014/01/02(木) 04:06:43.94 ID:d/Ryf/IJ0
騎士「これから戦争も本格的に始まる。俺はお前に死んでほしくはない」
騎士「切り捨てられるものは切り捨てていけ。長生きしたけりゃな」
勇者「……それじゃあ勇者だなんて言えねぇよ」
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