過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」桑田「アフター!」
1- 20
93: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/30(月) 01:45:31.10 ID:kixyuA5R0
そう言って、霧切さんは舞園さんに何かのサインを行っていた。舞園さんは手元の本を見て必死に意味を汲み取ろうとしていた。

苗木「手話?」

霧切「ええ…そうよ」

舞園「あっ…私手話を、練習、しているんです。でも、難しい…ですね!」


舞園さんは耳が聞こえなくなっても話すことを辞めなかった。
それで自分の声が確認出来ないからか、短く区切るように話すようになった。


霧切「…苗木君はこれからどうするか決めたの?」

苗木「……」

舞園「えっと…あっ!ご飯の、話題ですね、霧切さん!今日は、お味噌汁と、ふりかけご飯を、たべました。おいしかった、です」


舞園さんと霧切さんの話題が食い違っている。多分霧切さんは違うことを手話で伝えたんだろう。


苗木「…まだだよ」

霧切「…そう」

苗木「霧切さんは?」

霧切「…私は、…迷っているわ」


舞園さんの方に向ける表情を一切変えずにそういった。

苗木「何を?」

霧切「…これは、自分で決めたいから苗木君にも言えないわ」

苗木「わかったよ」


舞園さんを見た。
今は顔を下にむけて本を見ていた。

…ボクはどうするべきなんだろう。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
446Res/316.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice