過去ログ - 翔太郎「魔戒騎士?」フィリップ「ゾクゾクするねぇ」
1- 20
303: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/01/16(木) 17:22:47.29 ID:6FWh8EjZO

〜翼の屋敷〜

邪美「へぇ〜この写真がカオルが書いた鋼牙の絵なのかい?あの娘も大した腕前だね」

烈花「随分と印象が違うな。最強の魔戒騎士という感じではないぞ」

鈴「本当ですね。凄く優しそうな印象を受けます」

シグト「それにしてもパリで個展って凄いよなぁ、芸術の本場パリなんて憧れちゃうなぁ」

烈花「お前が憧れてもどうしようもないだろ」フッ

シグト「ちょ、笑わないでよ烈花ぁ〜!」



さっきまで見ていたハズのカオルからの写真が奪われ、魔戒法師連中がやいのやいのと集まって騒ぎ出す。
つい一昨日まで、二ドルの復活を阻止すべく戦っていた戦士とは思えない和やかな空気だ。



ザルバ『おい鋼牙』

鋼牙「なんだ」

ザルバ『今日、ここを発つんだろ?ヤツらに挨拶はしないのか?』

鋼牙「……今から行くつもりだ」

ザルバ『早いとこ行くにこしたことないぜ』

鋼牙「分かってる」



腰掛けていたソファから重い腰を上げて立ち上がり、いつものコートを羽織る。
玄関に向かうと、レオが向こうからやってきた。



レオ「鋼牙さん、お出掛けですか?」

鋼牙「あぁ。今日、此処を発つからな」

レオ「そうですか。それにしても良かったですね、カオルさんの帰国に間に合って」



ニコリと笑うレオに、そうだなとだけ言って擦れ違うと、ザルバがくつくつと笑いを抑える声を出していた。
俺のぎこちなさに気付いているのだろう。



玄関を出ると、屋敷の中庭にはワタル、日向、暁が稽古をしていた。



ワタル「鋼牙、お前も今日ここを発つのか」

鋼牙「あぁ。だがその前に挨拶しに行こうと思ってな」

日向「俺たちも今日帰ります。念のため二日ほど様子を見ていましたが、もうホラーは発生していないようですし」

暁「鋼牙さん、また間岱に来て下さいね!大歓迎です!」

ワタル「挨拶が済んだら、発つ前に一度俺と手合わせをしないか?」

日向「あ、出来たら俺も」

暁「俺もしたいです!」

鋼牙「あぁ、後でな」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
320Res/309.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice