16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/21(土) 22:27:07.88 ID:3OUCa9Qso
時刻は8時38分。俺は駅のホームで新幹線を待っている。
やってしまったことがやってしまったことだけに俺はもう東京には帰ってこれないだろう。
行き先は山形、そこで新しい仕事を見つけよう。家族、親戚には頼れない。
そんな時俺は後ろから肩を叩かれた。
?「ひどいじゃない、おいていくなんて」
P「え、な、な」
口がみっともなく開いている。言いたいことがたくさんあるがうまく言葉に出来ない。
サングラスをかけていても、少し髪を染めていても判る。
留美さんだ。
留美「ポカンとしていてみっともないわよ?さあこれからどこに行くの?わたしちひろさんからここに行けといわれただけで何も知らないのだけれど。」
あの事務員口では滅茶苦茶いってたくせに優しい所あるじゃないか。
ていうかなんで俺の行き先をあいつは知っているんだ、いや今だけは感謝だ。
P「あ、えっと山形ですよ。そこで新しい仕事を見つけようと思って。」
留美「ふふっ、頑張りなさい。私も一緒に応援するから。」
山形はものすごく寒いらしい。正直俺は寒いのが苦手だしお騒がせプロデューサーだ。正直次の仕事はすぐには見つからないかもしれない。
でも瞳の中に彼女が映ってるだけで俺は頑張れる気がした。
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