過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
↓ 1- 覧 板 20
261: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:07:01.18 ID:pKZb/rcWo
「じゃあどうすれば気が済むんだ?」
「欲しいもんがあるなら言ってみぃ。金でもなんでも、うちのもんに用意させたる」
「じゃあなんかスイーツ頼むわ」
262: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:08:48.35 ID:pKZb/rcWo
「もっとなんか他にあるじゃろ……」
「んなこと言われてもなぁ……」
そういや、俺がほしい物、もうひとつあったな。
263: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:09:14.44 ID:pKZb/rcWo
「やっぱ無理だよな……事務所あるの東京だし」
この少女をアイドルとしてスカウトするということは、親元から引き離すということでもある。
「……それは別に問題ないんじゃ」
264: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:10:03.55 ID:pKZb/rcWo
「いいのか?」
「うちがアイドルなんかになれるとは思えん……が、断ったらあんたの面子、潰してしまうじゃろ」
確かに、あいつのことだから折角広島まで行ったならスカウトくらいしてこいよ、くらいは言うかもしれない。
だからと言ってそんなことのために乗り気じゃない少女を芸能界に引き込んでいいものなのだろうか。
265: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:10:41.04 ID:pKZb/rcWo
お互いで勝手に話を付けてしまい、巴の親父に承諾を貰うのをすっかり忘れていた。
あの後話し合った結果、意外にもあっさり上京の許可が出されて拍子抜けしたもんだ。
やっぱり自分の家業と年頃の娘に対して何か思うところでもあったんだろうか。
「つーことで、スカウトしてきた」
266: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:11:08.14 ID:pKZb/rcWo
あとは引き続きスカウトをしながら仕事も取ってくるだけだな。
って、結局それじゃ今までと何も変わんねーじゃねーか!
「ん?助手、何か落としたぞ?」
267: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:11:38.45 ID:pKZb/rcWo
娘を泣かせたら殺す。
268: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/03/29(土) 00:14:39.73 ID:pKZb/rcWo
本当はもっと早い時間に投稿するつもりだったんですが、加筆に思ったより時間がかかってしまいました
見直す時間もあまりなくそのまま投稿してしまったのでおかしい部分があるかもしれませんが見逃してください……
269:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/29(土) 00:35:40.88 ID:NygS46Yno
おつおつ!
自分のペースでどうぞ
270:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/29(土) 05:59:46.03 ID:d29Cko+DO
おつ!
エタらなきゃいつまでだって待つぜ
560Res/232.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。