過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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375:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/26(土) 21:39:14.85 ID:uuN1Pi34o
大丈夫なのか
376:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/26(土) 22:59:45.71 ID:X75sXH68o
なーに
神無よりは早いしヘーキヘーキ
377:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/30(水) 23:05:41.78 ID:kipbVV8Jo
もう無理なのかねえ
378: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:01:42.73 ID:OnSiUSMuo
第11話 清村くんとヒーロー
「あちぃ……」
茹だるような熱気が身体の自由を奪う。
事務所ならクーラーが効いていて快適だが、俺の家にはそんなものはない。
379: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:02:10.70 ID:OnSiUSMuo
「僕だよ」
「知ってた」
ここまで執拗に俺への嫌がらせを繰り返すような奴となると、もうこいつしか居ないことを俺は理解していた。
俺はすぐさま扉を閉め、鍵を掛けて厳重にチェーンでロックを施す。
380: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:02:50.31 ID:OnSiUSMuo
「窓が空いてたよ。不用心だなぁ」
「ここ2階だぞ……!?」
窓から身を乗り出して確認してみるが、とてもじゃないがそう簡単に登ってこれるような高さじゃないぞ。
おまけに何か道具を使ったような形跡もない。こいつは忍者か何かか。
381: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:03:16.56 ID:OnSiUSMuo
「……で、今日はいったい何の用なんだよ」
「用がなかったら友達の家に来たらダメなの?」
「この所業が友達のやることだとしたら、俺は友達の概念を改めるぞ」
382: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:03:46.31 ID:OnSiUSMuo
「つーか仕事はどうしたんだよ。俺が休んでお前がサボってたら仕事回らんだろ」
「今日の分の仕事は昨日のうちに終わらせたよ。この後は他に用事ないから完全フリーさ」
マジかよ、無駄に有能すぎるだろこいつ。
普段からそれくらいやれよと思うが、今回はこうやって俺の休日を邪魔するためだけに張り切ったんだから言っても無駄だろう。
383: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:04:15.06 ID:OnSiUSMuo
「これからどうする?」
街中に出て、適当に目についた店で食事を済ませた俺達は特に行くアテもなくぶらついていた。
「久々に清村をバットでボコボコゲームとかどう?」
384: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:04:46.90 ID:OnSiUSMuo
結局、特に何をするわけでもなく時間だけが過ぎてゆく。
何が悲しくて貴重な休日を二十歳を超えた男同士で過ごさなければならないのか。
本当だったら俺は今頃自宅でゴロ寝しながら仕事の疲れを癒していたというのに。
そんなことを考えながら肩を落として歩いていると、目の前に人だかりが出来ているのが見えた。
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