過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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394: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:10:03.64 ID:OnSiUSMuo
「あっ、見つけたぞお兄さん!」
不意に、後ろから声を掛けられた。

「あ?なんだ?」
振り返ってみると、見た目小学生くらいの子供がそこに立っていた。
以下略



395: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:10:38.42 ID:OnSiUSMuo
「そうやって飾らずに人助け出来るのもヒーローっぽい!くーっ、カッコいいな!」
なんか、変な奴に絡まれてしまったようだ。
適当にあしらいたいところだが、相手は女だし何より子供。
下手を打てば本当に不審者として通報されちまうかもしれん。

以下略



396: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:11:12.52 ID:OnSiUSMuo
「そもそも、なんでヒーローに憧れてんだ?」
喉が乾いてたこともあって休憩がてらその辺にあった喫茶店に連れて入り、ふと思った疑問をぶつけてみる。
さっきのロケ地でも女は多かったが、それはいかにも俳優目当てという感じでこの少女のようなタイプではなかった。

「みんな笑顔のために頑張って、夢や希望を与えてくれるヒーローってすっごくカッコいいじゃないか!」
以下略



397: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:11:38.66 ID:OnSiUSMuo
それを目の前の悩める少女にどうやって当たり障りなく伝えられるか、頭を抱えたくなるくらい難しい問題に直面した。
いや、別に夢を壊すような真似をする必要はないな。
みんなに笑顔と夢を与える方法とそれが出来る人間、俺はそれを知っている。

「じゃあ、アイドルでも目指してみたらどうだ?」
以下略



398: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:12:05.61 ID:OnSiUSMuo
「なるほど、つまりヒーロー南条光の誕生じゃないか!」

「そういうことだ」

「なんかやる気出てきた!ありがとうお兄さん、アイドル目指して頑張ってみるよ!」
以下略



399: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:12:38.82 ID:OnSiUSMuo
「だから、本当にお前にアイドルになりたいって気があるならうちの事務所で面倒見るが」

「なるなる!アタシ、アイドルになりたい!」

「よし、決まりだな」
以下略



400: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:13:08.36 ID:OnSiUSMuo
「おお、アイドルってもっと可愛い衣装を着るイメージがあったけど、こういうのもあるんだな!」
今後のプロデュース方針を固めるために、俺は光と一緒に衣装のサンプルの確認をしていた。
人によって合う服は全然違うからな。周子や巴なら和装が似合うし、蘭子だったら黒のゴシック服だったり。

「まあ光だったらやっぱりカッコいい系が良さそうだな」
以下略



401: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:14:01.55 ID:OnSiUSMuo
「じゃあオレの今までの衣装は何なんだよ!可愛いのばっか用意しやがって!」

「げっ……晴……!?」
いつから話を聞いていたのか、晴のこめかみは怒りで震えていた。

以下略



402: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/07/31(木) 20:16:31.18 ID:OnSiUSMuo
なんとか7月中に投稿することが出来ました
いくらなんでも遅すぎですね……反省してます

これからしばらくは新しいキャラは出さず、今居るキャラに焦点を当てていこうと思います


403:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/31(木) 20:33:51.14 ID:LyYXVlKDo

最近BBCも色々面白いことになってるみたいですね
ネタバレになっちゃうから言えないのですが


404:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/31(木) 20:49:05.34 ID:4NOFAMOdo

やりとりが見てて和む


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